幸せな夫婦になることが自分の義務

幸せな夫婦が増えたら、きっと日本はもっと平和になる。私はそう信じています。私は演劇を使った心理療法・ドラマセラピーというものにとても興味があります。

ドラマセラピーは、演劇の力を通して、自分の心の中を表現したり、今までできなかったことを試してみるなど、実際に動きながら自分の問題と向き合うというとても能動的なセラピーです。

今までに子どもから高齢者の方まで、本当にたくさんの人にドラマセラピーを体験していると言います。

参加者の年齢がいくつであっても、彼らの人生のドラマには、共通して重要な存在があるといいます。それは、「お父さんとお母さん」

自分に自信が持てず、生きづらく感じている人のほとんどが、両親との関係に問題があるのです。

母親が父親の悪口を言うのを聞きながら育った人、両親の離婚を自分のせいだと思い込んでいる人、塾通いが続き、家族と一緒に夕食を食べたことがなかった人、親から虐待を受けていた人もいるのです。

特に虐待を受けてしまった子どもたちに対して、他人ができることはほんのわずかでしかない、と思うことがしょっちゅうあります。親さえ変わってくれたら…。そんなことを誰でもよく考えます。しかし、「親に問題があった」といって、簡単に片づけることはできません。親もまた、誰かの子どもだったわけで、私たちが抱える問題は、連鎖的にさかのぼり、永遠に終わりません。

これを終わらせるためには、これから家庭を作る人たちが、子どもにとっていい環境を作り出す努力が必要なのではないでしょうか。

そのためにはまず、父親と母親が幸せな結婚をして、幸せな家庭を築く必要性があるのです。